「関西研究シリーズ」第19号
『略暦入り年賀状-明治二十年代を中心に』発行
関西支部では、小冊子「関西研究シリーズ」第19号として、高尾均責任編集『略暦入り年賀状-明治二十年代を中心に』を発行いたしました。
切手を貼って出す私製葉書が許可される以前の、官製葉書を使って年賀状が出されていた時代に、略暦を中心として、周囲に装飾性豊かな図案が施された年賀状が発行されています。この「略暦入り年賀状」のデザインは、昭和期の初めまで使用されますが、官製葉書を使用していた時代と比べて、装飾性が失われて平板になってしまっているように思われます。
「略暦入り年賀状」が美しく輝いていた時代を中心に、これらの葉書とその周辺をまとめました。カラー版・40ペ-ジ 頒布価格は本体1000円+送料250円です。入手ご希望の方は、ホ-ムぺ-ジ記載の連絡先までお申し込みください。